【インコの自咬症】小桜インコのエリザベスカラー使用方法・生活環境の改善~
こんピー!なおピッピです(*’▽’)
4月になりましたぁぁぁ!!!
皆さま愛鳥ライフはいかがお過ごしでしょうか?
私は愛変わらずでーーーす!!!
最近はお昼は春風に包まれ暖かい日がありますが、まだまだ寒暖差は激しい日も続きますね。
インコちゃんの保温にもまだまだ頭を抱えそうですが飼い主様の体調なども大丈夫でしょうか?
私は先月に発熱してしまい( ;∀;)
一応このご時世なので病院に行って参りました・・・。
コロナ陰性でしたーー!症状が熱だけだったので、割とすぐ回復~♪
皆さまも十分お気を付けくださいね。
さてさて、前回我が子のいなりが発情関連疾患にて自咬症へと発展しエリザベスカラーを着用することになった経緯についてお話させて頂いたんですが、今回はエリザベスカラーを着用してみてどうだったか私の感想をお伝えしたいと思います。
また、エリザベスカラーの使い方、ケージ内の変更点についてもお話しますので、よければご参考程度にお読みください♪
Youtubeにも動画としてアップしてますので、そちらもご鑑賞頂ければと思います(*’ω’*)
<画像クリックで飛べるよ♪>
【目次】
■私が選んだエリザベスカラー
・カラーを選んだ理由
■エリザベスカラーの使い方
・装着の仕方
・注意点
■エリザベスカラーになった事でケージの変更点
(食器類など使用してよかったもの)
■メリット・デメリット
■最後に
<ここからエリザベスカラーはカラーと記載させて頂きます。>
私が手に取ったカラーは桃媚嬢BRANDさんがひとつひとつ手作りされている【小桜襟シュシュシュ】です。
人間が髪の毛をまとめる時に使う「シュシュ」みたいな形状です。
お話もしっかり聞いてくださり、症状に合わせてカラーをお勧めしてくれるのでカラー初心者にも心強い味方です♪
もし悩まれてる方いらっしゃったらTwitterかインスタにてご連絡お願いします。
お写真等はインスタグラムの方がすんなり見れると思います♪
twitter⇒桃媚嬢BRAND
instagram⇒https://t.co/NWmtLjuoWH
カラーを選んだ理由
◆カラーについて体にかかる負担を直接聞けた事
◆実際に使用されてる方のお話を聞けた事
当初私は、カラーについてマイナスなイメージしか持っていませんでした。
インコに対しての身体的・内面的ストレスの負担が大きいと思ったこと
また出血をする前まではカラーのお勧めは獣医の先生にもされなかったからです。
「カラーを身に着ける事によってストレスで死んでしまう可能性がある」
「毛引きや傷に触ってしまうことが癖になってる場合、外した瞬間に鬱憤を晴らすかのように触り一生付き合うことになる」
との理由からでした。
薬で抑えれるのであれば、それに越したことはなく様子を見ましょうというのが先生の見解でした。
「「そんなん聞いたらつけれねぇぇぇぇ!!!」」
とマイナスイメージが尚膨らんでしまい、永遠とカラーに手を付けれずでした。
薬で抑えれるなら、それが一番!
<治療のやり方は病院次第なので、全部の病院がそうだという訳ではありません。
また、症状の具合、タイミング等も重なってくるため一概にはそういう診断をされることはないと思われます。
私は悪化しているにも関わらずこの話を根強く持っていた為、最悪な方向へ行くところでした・・・。反省>
ですが、何年薬で様子を見て今の現状になっているのか?
自咬症は治まらず傷も悪化していくばかり…。
カラーの情報を集めながら、少しでも負担が少ない物をと探していくしかありません。
色々な物を見ましたがそもそもマイナスイメージを抱えてる私では
例えいいカラーだとしてもどれもよく見える訳がありませんでした。
そこで販売者様と直接お話をしてもらって実際に体に掛かる負担などメリット・デメリットを含め教えてもらい、
症状に合わせてカラーを提案してもらいました。
身体の負担としては首への摩擦によってはげてしまうという事で、知らずに使うのと事前にデメリットを知ってからだと実際ショックな気持ちは和らぐものですね。
また同じカラーを実際利用されてる方からも経験談を聞くことができました。
当時を思い出すと大変苦しい気持ちになったとは思いますが・・・本当に感謝です。
カラーを着用しつつ生活されてるインコちゃんでしたが
飼い主様の愛情もしっかり伝わってきてインコちゃんも幸せそうな姿に
大分カラーへのイメージも私の中で変わってきました。
色んなお話を実際に聞けることで、無知で選ぶよりすごく勉強になりました。
また当時は何も聞かずに販売者様のサイトから購入しようかと思ってましたが・・・
(なかなか人の時間を奪うということに抵抗がある・・・( ;∀;))
でもここは無知で選ぶより、しっかりお話をされることをお勧めします。
<喉元が剥げて生えてきている写真>
いなりの場合は、カラーをカジカジするのと同時に首元の羽をむしって禿げてしまった。
実際どんなカラーを使用してもインコへの身体共にかかる負担は避けようがありません。
カラーって可哀想って見えちゃうんですよね。
私もそうでした。
どれだけの負担がかかるか不明だったからこそ悪いイメージしか起こらないですし。
インコの体に不要な物を身に着ける事に私自身に抵抗があった事もあり・・・。
(カラーしている子達へ否定をしているわけではありません。
つけたくてつけている訳ではない事は当時も頭だけでは理解していたつもりです。)
しかし
可哀想ではありませんでした。
ただ負担はかける事にはなりますが、カラーを付ける事によってもたらされる結果を見ないようにしていたんです。
それは、症状を治す事を先送りにしていただけにすぎませんでした。
もちろん、健康でいるならそれが一番いい。
何かなった時に薬でどうにかなるのならそれがいい。
しかし、それで解決しないのであれば、目的を見失い我が子にとって何が最善策なのか判断を見誤ってはいけません。
最善策だと思えばやってみ、駄目であれば次の策を講じるべきです。
私は使ってもいないのに偏見だけで、カラーとはこういうもの!と悪い方に決めつけていました。
いわば食わず嫌い・・・。
(本当に12月ごろの私に言ってやりたいです”(-“”-)”)
前回お話した通り、私は未だに先送りにしていたら、今いなりは目の前にいないかもしれません。
その目的の為には、身体への負担は目をつむりながら、その中でも最適の環境を提供することが、私の役目だと考えを切り替える事ができました。
装着の仕方
※これは先生の指導の下ではなく、私が行ったやり方ですので、出来る事ならカラーを装着する前に先生のアドバイスをもらうなり心配であれば、先生の監修のもと行ってください。
※いなりはカジカジちゃんなので、私はタオルで首から下を包んで行ってますが、カジカジちゃんでないのであれば素手で保定しながら行うことをお勧めします。
今回はタオルに包みながらの装着の仕方をご案内していきます。
◆装着実践
・タオルで優しく胴体を包み、顔だけを出した状態にする
・カラーを持ち指で輪っかを余裕で頭が通るくらい広げる
・通してあげたら、優しく指を外します。
一本ずつ外していくと優しく装着する事ができます。
※激しく外してしまうとパチン!となってしまうため、首への負担が激しいです。
インコちゃんの首は繊細なので「優しく」を十分気を付けながら行ってください。
装着自体はこれで終了です!
簡単ですよね♪
装着後は、必ず首元のサイズを見てあげてくださいね。
キツイと首が絞まり、症状を治す前に悲しい事になってしまいます・・・。
⇒装着時は暴れまわり、訳わからず飛んでしまい壁に激突なんて!!ことにもなり兼ねませんので、出来る事なら広い場所で行わず狭い場所で行いましょう。
キャリーの中や、プラケースにプチプチ(梱包する奴?)を貼って行うのもいいと思います。
私は毛布に包まって装着し落ち着くまでなでなでしてました。
といっても、なかなか落ち着くことはないですが・・・。
⇒1週間に1回でも大丈夫ですが、羽繕いをする日を数時間ほど設けてあげることをお勧めします。
インコちゃんにとってストレス解消にもなりますし、普段は飼い主様がカキカキしてあげる事もあると思いますがやはり自身で行う方が気持ちよさは違いますしね♪
ただ毛引きをするようであるとか、私の場合であればお尻の傷を執拗に触るようであれば、すぐに装着しなおしてください。
悪化の原因になります。
⇒慣れないことからずっとカラーをカジカジしてしまう事が多いと思いますので、物によっては繊維のほつれが出てくる可能性があります。
それにより、糸が首元にからまってしまう等、糸を誤飲してしまう可能性もあり得るので確認は徹底していきましょう。
⇒カラーの首元はゴムで止めてあるため水にぬれる事によって絞まってしまいます。
窒息する可能性が出てきてしまう為、濡れてしまったら速やかに外し自然乾燥してください。
なので、2個程予備で購入している方が安心です。
(食器類など使用してよかったもの)
色々やり方はあると思いますが、今回私が行ったもので参考程度にしてもらえると幸いです。
本来ならカラーに慣れるまではプラケースの方が安全ではありますが、いなりの場合飛べなくなった為、安全だと判断し通常のケージで生活してもらいました。
◆止まり木を全て撤去
⇒多少はバタつく為ぶつかり防止で撤去しました。
◆ケージ底にタイルを敷いた
⇒足元がおぼつかなくなったためにタオルを敷きました。
糞切り網に足を引っかけて怪我をしない為です。
ただ今思えばこれは糞切り網をそもそも外してしまえば、タオルを洗濯する手間は省けたかもしれません。
◆ご飯入れ、水入れを底置きに
カラーを着用すると底の深いご飯入れは頭が入れれなくなるため、底が浅い物を推薦します。⇒ノーマルケージであればある程度左右にご飯入れと水入れを設置する物が多いと思います。
いなりは飛べもしなければ、ケージを這い上ることも出来なくなった為、ご飯入れはお皿にして底置きにしました。
水入れも同じ理由で底置きに。
今回使用してよかったものですが、水入れを新たに購入しました。
カラーを濡らしてしまうと首元が絞まってしまう注意点もあることから飲み口が狭い物を購入しました。
底置きにも適しているため、昔からあるこの形に(*’ω’*)(下記の左画像参照)
うずらちゃん達とか小動物用で売られてる事が多いと思うので、コーナーとしてはそこにありそうですね。
また、いなりはカラーに慣れてくると飛べないけど、走る事とジャンプ力が増したので、下段だけ止まり木を設置することにしました。
飛べる子であれば、慣れた後に早めに設置しても問題はないかと思いますが、その子の場合床置きにしなくてもいいと思います。
いなりは、慣れてからは下段の止まり木に止まれるようになったので、バナナ水入れ(下記の右側画像参照)を止まり木に止まって届く位置に設置しました。
一個持ってるとこれは普段でも使えるので便利です!
ケージ内に関しては慣れてない時と慣れた時では動きが全く変わってきますし、可動域も大分変るのでその時その時に合った変更をしてあげるといいと思います。
先ほども記載しましたが、いなりは慣れてくると走るのも早くなりましたし、ジャンプ力もアップして外に出る時も入口に自分でいけるようになりました(*’ω’*)
見てる分にはカラーもあることから、エリマキトカゲのような見た目である意味可愛かったです(*’▽’)
新たに思ったことは、最初は落ち込みますが順応性が高く現状に合った生き方が出来るんだと、生き物の生命の強さを感じさせられました。
カラーを着用して私が感じたメリット・デメリットを記載していきます。
◆傷口を触れない為、悪化を防げる
⇒これは必然的に触れなくなるので症状は治まってきます。
※ストレスで毛引きになった場合は、カラーをつけたからといって症状が治まる訳ではなく、あくまで何故毛引きになったのか?原因を追究し
取り除くまでの時間稼ぎに使用するイメージです。
◆耐久性が高い
⇒これはデメリットの方でも記載させていく事と重なってくるのですが、耐久性が高いと重くなってしまいます。
ただ耐久性を重きを置いた場合、素晴らしい程の耐久性でした。
これがゴム製やプラスチック製であれば数日で壊されてたと思います。
これはインコの種類にもよるので、あまり噛む力がない子であれば、正直ゴム製など軽い物の方が体への負担は少ないかと思います。
いなりは小桜インコであり、小型インコの中で噛む力も強いインコです。
約2か月程カラーを着用しましたが、首元にかじった跡はあれど、壊されることもなく最後まで使用する事ができました。
◆カラー素材の種類が多く選択肢が多い
⇒とにかく素材の種類が豊富!!
リボンの生地、シフォンの生地、ビニールに近い生地など。
今回私が使用したカラーはグレーのカラーでしたが、素材はポリウレタンで、ソフトな手触りで柔らかく、他にも数種類購入しましたが、結局こればかり使用していました。
※症状によっては限られてくる物もあります。
◆カラーによっては重い
⇒メリットで記載した通り、カラーの大きさや耐久性が優れてくると重さがその分ついてきますし、症状によってはどうしても重たい物が多いので、切り離せない所にはなりますが、やはりつけていると大変そうだなと思ってしまう点でデメリットに記載しました。
私が使用していたカラーでも7gと単純計算にして人間にしたら7kの重さを首から下げてる事になりますね。
因みに私は数種類購入していて一番重たいので9gありました。
致し方ないところではあります。
◆食欲不振になる
⇒これはカラーをつけることによって、とてもとても落ち込んでしまうのと、カラーが気になりすぎて食欲よりも外したくてカジカジする事に集中してしまう為、食欲がなくなってしまう可能性があります。
うちは基本ペレット食なのですが、慣れるまではシード食にしていました。
好きなおやつなどがあれば、おやつを起爆剤として使用すると食べてくれたりもするので、多めに準備しておくと安心です。
メリットとデメリットはどんなカラーにもあると思いますが、是非我が子に合った物を提供してもらうのがベストだと思います。
また飼い主様が重きにおくもので、メリットでもデメリットに、その逆もしかりですので、カラーを使う目的意識は持っていた方がいいかもしれません。
今回カラーを使用することでいなりにとっては本当に嫌な事だったと思います。
とても頑張ってくれました。
私は長くインコ達と生活していますが、見たこともないくらい落ち込んでいて・・・。
本当に
「あ、私の鳥生終わったわ。」
みたいな雰囲気を醸し出してるような・・・。
飼い主様としては可哀想で外してあげたくなるかと思います。
しかし、ここで外してしまうとインコちゃんからすると落ち込んだ気持ちから、落ち込んだら外してくれると学習します。
それを覚えてしまうと落ち込んだ「フリ」をことあるごとにするようになってしまいます。
本当に可哀想です。
でもカラーをつける【目的】を思い出してください。
何のためにカラーをつけるのか。
私は「お尻の怪我を治す」この一点でした。
ここは心を鬼にして我慢しましょう。
飼い主様も辛いと思います。
ですが一番辛いのは症状を抱えてこの先過ごしていく我が子なんですよね。
我慢をするだけ治りも早くなります。
もどかしいですが、完治するまではカラーを装着しているインコ達に出来る限りのことを提供して静かに見守る事しか私達には出来ないんですよね。
もちろん、カラーをつけて体調不良になってる場合もあると思います。
これに限っては外すしかありません。
落ち込んでいるのか、体調不良なのか見極めは難しいと思いますが、不安であれば受診することをお勧めします。
本当にカラーが合わない子もいます。
メンタルに大きなダメージを負ってしまって何してもご飯食べてくれないや、違う症状に変化しそうな時も・・・。
私みたいに食わず嫌いをせず、まずは挑戦してみて、それでどうなのか?
カラーを付けた方が最善策なのか、或いはない方が最善策なのか。
我が子にとって一番の最善を尽くしてあげたいですね(*’ω’*)
私は直接販売者様ともお話が出来て、カラーのことについて詳しく教えて頂けました。
それに伴い、病院の先生にもカラーに対する注意点なども伺いました。
カラーのプロ視点と医療のプロ視点どちらも聞いていると、様々な場面でも役に立つと思うので可能であればやってみてください。
先ほども記載しましたが、カラーの形には様々は種類があるので、本当に我が子に合う物を手に取ってもらえたらなと思います。
私は今回シュシュの形をしたカラーを選ばせてもらった中での経験談としてこのブログを書きました。
約2か月装着していなりのお尻は、お尻の形を取り戻しています。
⇒お尻がひどい時の状態は前回のブログから確認してもらえたらと思います。
我が子にはずぅぅっと健康でいてほしい。
そう願ってる方が大半だと思います。
でもゆくゆくはどうなるかはわかりません。
私もまさか、発情を通していなりが自咬症になるとは思っていませんでした。
事前知識として今回のことは頭の片隅にでもおいて頂けると幸いです。
またエリザベスカラーを今から使用される方にとって少しでも役に立てれば何よりも願いであります。
今回はエリザベスカラーのお話でしたが、鳥類に関して情報は増えてきたとはいえ、まだまだ様々なことで悩まれる事は多いと思います。
私はリアルで鳥仲間に出会ったことがなく、私と同じく身近に相談できる方はなかなかいない方もいらっしゃるかもしれません。
どうぞ、一人で悩まず些細な事でも気軽に相談して頂ければと思います。
私自体医療に関しては全くわかりませんが、一人より人数が集まれば何か新しい対策も発見できると思っています。
Twitterのリプ、DMでもこちらのコメントからでも気軽に送ってもらえたらと思います♪
お互いに色々な情報共有が出来てよりよいバードライフにしたいですね(*^-^*)
当時助けて頂いた皆様へ
長くなりましたが、今回はこの辺でおさらばしたいと思います(*’ω’*)
最後まで読んで頂きありがとうございます!!!
では、また次回お会いしましょう♪